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漢字の「食」の字は「人」に「良」と書きます。食生活に関する知識が豊富にあればあるほど健康で長い人生が得られるということです。

また英語には You are what you eat. という格言があります。「何を食べるかがあなたの体を作る」、つまり「あなたの体は食べ物次第」ということに他なりません。

私は過去三十五年の間に三十五万人の胃や腸の相を見ることによって、食事、栄養の種類や量、頻度、取り方のタイミングなどが健康や長寿にとって非常に大切であることに気付きました。

そこで上手な食べ方や生活習慣を紹介し、私の臨床医としての経験から得られた豊富な知識が、皆さんの行動や実践を伴った知恵となって、健康で幸せな一生を楽しんでもらいたいと願っています。

医学博士 新谷弘実


新谷弘実 (シンヤ ヒロミ)

大腸内視鏡によるポリープ切除を世界で始めて開発したパイオニアである。過去35年間に日本とアメリカで35万人の胃腸内視鏡検査を行い、15万例に及ぶポリペクトミー(内視鏡によるポリープ切除)を合併症無く成功させた。

略歴

1935(昭和10)年

福岡県柳川市に生まれる。

1960(昭和45)年

順天堂大学医学部卒業後、横須賀米軍病院にインターンとして勤務。

1963(昭和48)年

渡米し、ベス・イスラエル病院で外科のレジデント(研修医)となる。

1967(昭和42)年

シニア・レジデント時にガストロカメラ・ファイバースコープを使用始める。

1968(昭和43)年

チーフ・レジデントとなったこの年に大腸鏡(コロノスコープ)の使用を始める。

1969(昭和44)年

9月にコロノスコープを使って、開腹手術をせずに大腸ポリープを切り取ることに世界で初めて成功。

1971(昭和46)年

アメリカ胃腸内視鏡学会での、世界初の大腸内視鏡によりポリペクトミー(開腹手術なしでの大腸ポリープ切除術)発表では満場総立ちで拍手が鳴りやまなかった。

1972(昭和47年)

マウント・サイナイ医科大学外科助教授とベス・イスラエル病院内視鏡部長に就任。

1981(昭和56)年

マウント・サイナイ医科大学教授に就任。94年まで在籍。

1994(平成5)年

アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授に就任。ベス・イスラエル病院内視鏡部長を兼任しつつ現在に至る。

   

  • 母校順天堂大学医学部の客員教授、元赤坂の元赤坂胃腸クリニック顧問、千代田区の半蔵門胃腸クリニック顧問を兼任し、年2回の帰国時には後進の指導とともに患者さんの検査と治療に余念が無い。

  • 「医学の診断的検査は、危険であったり苦しいものであってはいけない」

    「予防に勝る医療は無い」